2015年04月14日

父親たちの星条旗 硫黄島からの手紙

ども、いずみやだぁお
今日は余してるタグ、「映画批評」をひとつ埋めときましょかねぃ。内容薄いですが投下します。

今回批評する映画は「父親たちの星条旗」です。
クリント・イーストウッド監督の有名な作品です。
今の時期だったら、同監督の話題作、「米国狙撃手」の批評をしたいとこだけど、私まだ見てないのよね。
・・・二次大戦つながりで言えば「永遠の0」も見てないのよね。二次大戦ものにしか興味ないのに。時間はたーっぷりあるのにね。

「父親たちの星条旗」
名前を聞いた感じでは、米兵たちが、苦しみながら手に入れた勝利!!って感じかな?って思ったら、
戦闘描写、兵士たちの感情、アメリカ人の考え・・・どこを見ても、うるさーくツッコむ自分が黙るスゴイ作品だったの。

戦友を失い苦しむ者、金を集めなきゃならない者。国のために戦う兵士とも知らずに、「インディアンだから」と言って差別する者。etc・・・
もちろん、「えっ?んだこれ?」な場面とかはありましたよ?
けれど、なによりいいと思ったのは、日本軍贔屓な私が米兵たちに感情移入できたということ。

アメ公が造った映画ってさ、結局「俺tueee!!」なんだよね(偏見)。見ている人間が「よっしゃぁぁぁぁ!!」になればいいと。
半沢直樹だってそうだったでしょ?面白かったけどね。どこの国の人間も仇討大好きなのよ。結局は無意味だと自覚しながらね。

でもこの映画からはそれが一切感じられないのよ。喜んでるのは何も知らない人達。勝ってる国の話なのにすごく悲しい気分になるんだよね。
しかも、ただただ戦争の悲惨さを伝えるだけの映画ってわけでもない。
故に今まで見た映画のなかで一番好きなのよ。「新しい引き出し」みたいなものかしら。

ただ、「ストロベリー味です」ってとこは
「ちょwwwおまwww」と思った。
いくら物語のためとはいえ、無理やりKY入れるのは無理があるよ。あれがアメリカの風習的なものなら仕方ないけどさ。
実際そういうのをやりまくったのが艦〇れとかいう黒歴史アニメなんだけどね。そういうのがなさそうなSSの人が製作に回ると聞いて飛び上がったこともあったけど。
とにかく、高クオリティで奥深い映画だと思いました。こういうのすーごい好き。だーい好き。いいぞもっとやれ


ところで、日本軍なんだから「硫黄島からの手紙」を批評しないの?と思ったあなた、残念ながらそっちはなしです。
だってタイトルの読みからすでに間違ってるもんね。
硫黄島→「いおうじま」ではなく、「いおうとう」です。
べつにいんじゃねと思ったあなた、残念!
実は漢字で「硫黄島」と書く島は2つあるのです。
1つ目は小笠原諸島の「いおうとう」(東京都)
2つ目は南西諸島の「いおうじま」(鹿児島県)
・・・なのです。
「硫黄島」と検索すればどちらも出てきます。今度調べてみてはどうでしょか。

そして最大の問題は主人公の一人、「西郷一等兵」ね・・・一言で言えば、非愛国っぷりがヒドイったらありゃしない。なんでこの子だけこんななの?初年兵教育係り仕事しろよと。
「部隊の名に傷をつけた」言うてた伊藤中尉のがぜんぜんリアル。

まぁ、「天皇陛下万歳!!米兵十人コ〇ス!!!」なんて人が主人公だったら、最初のワンシーンでやられた人達と同じ運命をたどってた可能性も十分あるだろう。でもそれが普通よ日本兵なら。リアリティ重視がいいもん。
アメリカ映画だから目を瞑ろうよ。といいたいが、さっき言った通り、物語の都合で強引にKYを登場させるのは私的に大っ嫌いなのです。

なので、この映画に言えることは、戦闘シーンと兵器がとってもリアルで素晴らしいってとこくらいかな。
とくに九八式臼砲でシャーマンぶっ倒すシーンは胸アツだし、軽機・重機を当たり前のようにバカスカ撃ってるけど、他の映画では見れない素晴らしいシーンなのよこれ。戦闘シーンだけならこっちがおすすめかもしれません。

収拾がつかないので、今回はここまで。内容薄いけどそれは勘弁願いたい。私の脳みその程度が知れたでしょうね。
いろんな方が見られてるから公開するの迷ったけど、まあいっか!笑
では次回会いましょう。ノシ



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Posted by いずみや一等兵 at 01:10│Comments(0)映画・アニメ批評
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