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Posted by ミリタリーブログ at

2015年04月19日

「私の愛する銃たち」 素人スナイポーの独り言 3

デザ「デザートイーグルです。よろしくお願いします」

い「堅苦しい挨拶はヌキだ。さっそく試射しよう」

バリッバリッバリッ!!!

い「うおっ!?すっげぇ反動!!」

デザ「・・・フフン」ドヤア

い「いや~これが18禁銃かぁ~。これから楽しみだわ~~」



三八「三八式歩兵銃、着任しました」

い「おお~!!君を待ってたんだよ!!」

デザ「おめでとうございます」



スコーピオン「スコーピオンです。コンパクトなサブマシンガンだけど、精鋭だから」

い「よし、これで火力は安泰だな」

デザ「・・・よかったわ」



ピコハン「夜戦ならまかせてください」

い「おう頼むぞ、割とマジで」

デザ「・・・これ、武器なの?」



デザ「・・・・・・・」

いつからかしら・・・・・・・・・・遠ざかっていく・・・・・・・

・・・・・・・・・・・足りない・・・・・・・・・・



い「・・・しかしどうしたものか。あいつに掛けてやる言葉が見つからん」

スコーピオン「・・・ウソでしょ?」

い「いやマジで。今ちょっと考えてる」

三八「・・・あら?おかしいわね」

い「どうした?」

三八「うん、弾道が安定しないどころか、前より酷くなった気がするの」

い「ちょっと撃たせて」カチャッチャキッ・・・パーン

い「・・・・・・・マジだった」ズーン(実話)

スコーピオン「あそこってクソ主にだけは塩対応よねぇー」ケラケラ

三八「・・・」

スコーピオン「・・・アンタが下手なだけなんじゃないの?」

い「いや・・・ちゃんと古参方に聞いた射撃方で撃ったんだよ」

三八「・・・こう言っちゃなんですが、今日の定例会はなくてよかった気がします」

い「同感。短距離専用狙撃銃なんてネタにも程がある」

スコーピオン「それ以上言うとまた怒られるわよ」

い「懲りない子たち」

スコーピオン「なんて?」

い「ナンデモナイデス」

三八「あ・・・いいこと思いついちゃった」

い・スコーピオン「?」




デザ「・・・ハァ」

ピコハン「デザさん溜息何回目ですか」

デザ「・・・うっさい」

ピコハン「気持ちは分かりますが、やっぱり謝ったほうがいいですよ」

デザ「ヤです」

ピコハン「もう・・・」

い「・・・待たせたな」

ピコハン「あっいずみやさん」

デザ「・・・何の用?」

い「三八の不調はまだ続くらしい。だから、次のゲームはお前を中心に立ち回ろうと思うんだ」

デザ「・・・それで?」

い「・・・やってくれるか?」

デザ「次のゲームって、ボルトアクションオンリー戦じゃなかったかしら?」

ピコハン「」ギクッ

い「・・・」

デザ「さっきも言ったでしょ、都合悪いときに誤魔化すの大っ嫌いって。からかってるの?」

ピコハン「・・・」アセアセ

い「・・・」

デザ「なんとか言ったらどうなの?それとも、もう要は済んだのかしら?じゃあ失礼するわ」スッ

い「・・・待て、デザートイーグル」

デザ「・・・!」ピクッ

い「これを見ろ」

デザ「?・・・!!これは」

い「マルイ純正ガスの山だ。ここではお前意外に扱う者はいない。つまり」

い「私は次の戦いで、本当にお前主体の立ち回りで挑もうと思っているんだ」

デザ「でもガスは高いって・・・」

い「買わないとは言ってない」キリッ

デザ「でも・・・スコーピオンはどうするの?」

い「彼女は使えるが、弾薬の消費がパない。それに、弾をばら撒けるからついつい精密射撃を怠ってしまう」

デザ「・・・それを理由に飛びついたクセに」

い「返す言葉もない」

デザ「・・・」

い「・・・まぁそういうことだ。お前はブローバックでガスの消費が早いから余分に買っておいた。おかげで財布がスッカラカンだぞ。どうしてくれる」

デザ「・・・」

い「・・・期待してるぞ」

デザ「・・・・・・・」

い「・・・」

デザ「・・・ごめんなさい」

い「・・・そうか」

デザ「あ、いやそうじゃなくて、その・・・・・大っ嫌いとか言って・・・ごめんなさい」

い「・・・」

デザ「・・・」

ピコハン「・・・」

い「・・・別にいんじゃね?」

デザ「・・・えっ」

い「そんなの誰にでもあることだろう。気にしなさんな」

デザ「・・・やっぱその喋り方ウザい」

い「キモチワルイ、じゃなかったのか?」

デザ「どっちもよ!!」

い「ははは・・・」

デザ「クスッ・・・あっ・・・」

い「・・・」

デザ「・・・」

い「・・・帰ろうか」

デザ「・・・そう・・・ね」

ピコハン「麻雀しましょ!」

い「なぜ麻雀」

ピコハン「隊長繋がり」

い「・・・分かりづらい」




スコーピオン「おかえり~」

い「ただいま」

スコーピオン「説得されちゃったんだ~」

デザ「・・・うっさい」バリッバリッバリッ!!

あ「あばばばばば」

スコーピオン「ちょっと!?」

い「・・・まぁ、気合が入ってるということで」

デザ「フン」

スコーピオン「ところで、次はどうするの?」

デザ「私主体でやるそうよ」

スコーピオン「そうなの?良かったわね。・・・それにしても、配属一年でこれとは、まだまだお子様ね」

デザ「・・・なんですって?よく聞こえなかったわ」

スコーピオン「火力なんて私の足元にも及ばないし?」

デザ「・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ

い「今コイツ刺激すんのやめて割とマジで」

三八「それはいいですが、私はいつ修理していただけるのでしょうか?・・・お金、ないんですよね?」

い「あ」

スコーピオン「まぁ、働けばいいじゃない」

い「」チーン

三八「あれま・・・」

ピコハン「主が悪いんです」

スコーピオン「ですね」

い「ピコハン!ちょっとオリョクル!」

ピコハン「ムリです。働いてください」

デザ「・・・まあいいじゃない。私を使うなら三八は休暇でいいし、弾薬に困らないし?」

スコーピオン「それは自分が低火力だと認めたようなものですよォ?」

デザ「・・・残念だったわね。これからは低火力の時代よ。特に、この貧乏人の下で働く場合はね」

い「今夜はヤケ酒だぁ」

スコーピオン「・・・私、セミも行けますけど?」

デザ「・・・いずみや、私にも少し分けて貰っていいかしら・・・」ズーン

い「・・・・・いいよ・・・・・」ズーン

ピコハン「はわわわわ二人とも目が死んでるのです」

デザ「・・・」


私は初めてここに配属された・・・というだけで、三八程愛されてないし、スコーピオン程の火力もない。夜戦では目立って使えない・・・。

・・・でも、忘れられたことはない。この間、私は戦場で銃声を響かせた。相手は驚いただろうし、みんなは笑ってくれた。

ほんの1ゲームに使われるだけで、居場所があるだけで、それだけで幸せなのだろうか?


デザ「・・・ねぇ」

い「どしうた?」

デザ「私は愛されてる?」

い「・・・愛されてるよ」

デザ「・・・そう」

い「愛してるよ」

デザ「調子に乗るな」バリッ

い「ふべらっ」

スコーピオン「ちょっと!?なんのおt」

い「」チーン

スコーピオン「ひゃあああああ!!?」

デザ「・・・クスッ」




私は・・・・・幸せです。



これにて完結。・・・これはミリブロなのだろうか?

・・・物というものは、人間に使われたときに幸福になる・・・と、誰かが言ってました。
押入れの奥などにしばらく使ってない銃があるならば、たまには使ってやってください。

ではまた会いましょう。ノシ  
Posted by いずみや一等兵 at 23:08Comments(0)

2015年04月19日

「私の愛する銃たち」 素人スナイポーの独り言 2

雨ザァーーーーーーッ

一同「」

い「・・・私は、自分が雨男ではないと思っていた。私がサバゲを始めてから、サバゲする日に雨に降られたことは一度もなかったからな」

スコーピオン「あ、クソ主」

い「お前まだ引きずってたのか」

デザ「・・・私に至っては解決すらしてないのだけど。あとそのキモチワルイ喋り方をなんとかして」

い「・・・善処する」

デザ「・・・」イラッ

ピコハン「と、ところで、三八さんは?」

い「不調だって言ってたから修理に出した。結果どこも問題なかったそうで、今日中に栗田ターンしてくるそうだ」

スコーピオン「悪くないのに悪いって言うなんて、どういうこと?」

デザ「さしずめ、お前の愛(笑)みたいなものを確かめたかったのだろう」

い「・・・」

ピコハン「サバゲが中止になったからって、そんなに八つ当たりしないであげてくださいよ」

デザ「新入りは黙ってて。そもそもこのふざけた小説(笑)みたいなのは需要あるのかしら?」

スコーピオン「・・・艦これネタよりはアルデンヌじゃない?」

い「あるよ。あと、なんだそのギャグは」

スコーピオン「いいじゃない。まだ2回目だからキャラ設定が曖昧なうちにいろいろやっときたいの」

い「知らんがな」

デザ「自分で聞いたクセに。だいたい、いつまでニート続けるつもりなの?」

い「やかましい。ワケありニートなんだよ」

デザ「どっちにしろ暇でしょ。じゃあ私でバンバンヒット取れるくらい練習しなさいよ」

い「ガス代がイタリアの三倍なので無理です」

スコーピオン「いきなりネタをぶっこむなよ。とまらねぇと沈めるぞ」

ピコハン「アンタも乗ってるじゃん。アハハ・・・」

デザ「・・・痛いところを突かれれば誤魔化す。アンタみたいな奴、大っ嫌い」

一同「・・・」

スコーピオン「・・・ちょっと、言い過ぎじゃないの?」

デザ「・・・フン、アンタみたいなヘタクソがどんなに練習したって、私の弾は当てられないわ」スタスタ

ピコハン「あっ!ちょっとデザさん!待ってください!それは私たちも同じですよーー!!」タッタッタッ

い「」グサッ

スコーピオン「・・・どうすんのよクソ主」

い「・・・あいつはここに来てもう1年になる。当時と今の私を見比べて、いろいろと思うことがあるのだろう」

スコーピオン「?」

い「あの頃の私は、それなりに健康的な生活を送っていたし、毎日のようにバイトしていた。その給料で日本陸軍兵装やお前たちを揃えることもできた。時には8万近い給料を貰った月もあったな」

い「・・・まぁ、それが元で体調を崩し、今に至るわけだが」

スコーピオン「・・・」

い「それに彼女も、最初こそ活躍したが、時が経つにつれ、活躍の場は失われていった。彼女で最後に敵をキルしたのは、去年の11月の定例戦だったな」

い「そのうち君が配属され、技量のない私は君を好むようになった。あとは見ての通りだ」

スコーピオン「・・・ごめんなさい」

い「君が謝ることじゃない。君は自分の役割だけ果たしてくれればそれで十分だ」

スコーピオン「・・・」

い「・・・多少雨が降っててもサバゲする。それが山陰サバゲーマーってもんさ」

三八「今日中止になったばかりじゃない」

い「・・・おかえり」

スコーピオン「三八さん」

三八「・・・まったく、私がいない間になにしてるかと思えば・・・」

い「・・・」

三八「さっさと解決してきなさい。最古参の彼女があのままだと、私たちも調子出ないしね」

い「・・・そうだな。行ってくる」

スコーピオン「ねぇその喋り方辞めてくれない?確かにキモチワルイわ」

い「・・・やかましい」


では今回はここまで。
また会いましょう。ノシ  
Posted by いずみや一等兵 at 14:50Comments(0)